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清水×清水(シミズのジジョウ)100


○鬼座高校校門
笑顔で中島を追う熊井。
さらにその熊井を追う清水
清水「熊井くん!」
熊井「ん?清水どうした?」
清水「…なんでそんなにニヤニヤしてるの?」
熊井「久しぶりに中島をいじめれそうだからな♪」
清水「…小学校が同じだったんだっけ?」
熊井「あぁ。リアクションが面白いんだよ「やめるナリぃ」って♪」

清水「・・・そう」
いつもと違いすぎる熊井にドン引きする清水

熊井「で?なんでおまえは追ってきた?」
清水「中島くんに話があって…」
熊井「って言ってももう校門の外出て見えなくなったしな…」
清水「ん?あれは?」

遠くから中島が走ってくる
熊井「おっ!ヌケサク♪おまえから来るとは! 」
中島「たっ・・・助けて!!」
中島は熊井の背後に素早く回りガタガタ震えている


清水(シミズのジジョウ)101


清水「中島くん?どうしたの?」
中島「奴が…やつが…」
熊井「奴?」
暗闇の奥に気配を感じいつもの険しい顔の熊井に戻る
校門の電灯に照らされた一人の男…
梅田だった
梅田「おい、そこのでけぇの。後ろにいるクズをこっちによこしてもらおうか」
中島「ひっ…こ、殺される!」
熊井「誰だおめぇ」
清水「梅田エリオ…キュー学の総番長だよ」
梅田「説明ありがとうカリ太頭くん」
清水「その呼び方はやめろ!(ササッ」
熊井の後ろに隠れる清水
熊井「おめぇにヌケサク渡したら…どうなる?」
梅田「明らかに作戦失敗だから…お仕置きをするだけかな?」
中島「ひぃっ!」

熊井「……断ると言ったらどうする」

梅田「……ハァ……」
深いため息をする梅田
ヒュッ!
一瞬で熊井に近づき蹴りをかます梅田
なんとか腕で押さえる熊井
熊井「ぐっ!」
梅田「…こうする」
熊井「…なかなかやるじゃねぇか。おめぇら!俺から離れ…」
バキッ!
熊井「どうした!?」


清水×清水(シミズのジジョウ)102


熊井が目を離したスキに中島が清水のわき腹に蹴りを食らわせていた。
清水「ゲホッ!…中島くん…」
膝から崩れる清水
中島「梅田さん!許してもらうかわりに今からこいつをボッコボコにしてやるナリ!
   こいつがいなければダンス部は雑魚同然ですよ!」
梅田「ほう…おもしれぇな。いいだろう」
熊井「ヌケサク…てめぇ!」
梅田「でけぇの…他人の心配してる場合じゃねえだろ!」
梅田さらに一発蹴りを入れる
かわす熊井
熊井「清水すまねぇ!手一杯だ!」
清水「熊井くん…僕なら大丈夫…うっ!」
立ち上がろうとするが痛みでまたしゃがみ込む清水
中島「キュフフ♪雑魚チビにはボクの蹴りが強すぎたナリか?」
清水「くそっ!」
パチンコを取り出そうとする清水
中島「あまい!」
そのパチンコを蹴りで吹っ飛ばす中島
清水「あっ!」
中島「うりゃ!うりゃ!」
蹴りを連続して清水に浴びせる
仰向けで倒れる清水
清水「ハァハァ)強いね…中島くん」
中島「梅田さんに鍛えられたからね。ダンスなんて
   くだらないものより今の方が楽しくて仕方ない」
清水「・・・くだらないのは君だよ」
中島「なに?」


清水×清水(シミズのジジョウ)103


ゆっくり起きあがる清水
清水「君が送ってくれたビデオ見たけど…右足、どうしたんだよ?」
中島「なっ!な、なんのことナリか?」
清水「右足をかばってるような踊り方だった…無理して壊したんだろ?」
中島「・・・」
清水「だからって腐らなくてもいいじゃないか…」
中島「・・・なんだよ!俺の気持ちも分からないクセに!」
清水「分かるから言ってんだよ!僕も足の骨を折られて…引退を覚悟したけど
   待ってくれる仲間がいたから時間かけて真剣にリハビリして復帰したんだ!
   だから諦めて道を外れた君をくだらないと言ってるんだ!」
中島「うるさい!」

清水「…雅!僕の足を折った者としてどう思う?」
陰から現れる夏焼
夏焼「そのタイミングで呼ばれると悪者みたいで気分が悪いねぇ…
   あと、よびすけにしないでくれないかな?」
清水「そう言わないと…出て来てくれないだろ?」
梅田に応戦しながら夏焼に気付く熊井
熊井「な、夏焼!清水を頼む!」
夏焼「イヤだね。自分で何とかすればいい」
清水「相変わらず僕には冷たいんだね…」
夏焼「ま、ココを使いたまえ。ココを」
自分のこめかみをトントンと指で叩く夏焼
清水「うーん…あんまり使いたくないんだけどなぁ」

清水×清水(シミズのジジョウ)104


中島「ごちゃごちゃうるさい!とどめナリ!」
清水に向かって蹴りを入れる中島
清水「オホン!)柿の種!」
中島「ビクッ!)ハッ!?」
驚いて清水の目の前で足が止まる
清水「やっぱりトラウマだった?大量の柿の種を無理矢理口の中に流し込まれて…」
中島「やめるナリ!」
足が震える中島
夏焼「フッw…敵にまわしたくないねぇ」

清水「じゃあ一発だけお返しだ…熊井くんのメキメキを耐えた頭を食らえ!」
中島の肩を掴みのけぞる清水
中島「ひっ!」
清水「うりゃ!」
ゴツッ!
勢いよく頭突きを食らわす清水
中島「ギュフッ!」
額に食らいそのまま気絶し倒れる中島

清水「あっ…やりすぎたかな…」
しゃがみ込む清水
清水「はぁ…体痛い」
清水に歩み寄る夏焼
夏焼「まさか物理的にも使うとは…まったく、
   君はいつまでたっても真面目だな。疲れるよ」
清水「はははwごめんね…夏焼くん…」


清水×清水(シミズのジジョウ)105


熊井「清水…なかなかやるな」
梅田「中島め…あんなカリ太頭にやられやがって!」
熊井「梅田…よくきけ…」
みぞおちに蹴りを入れる熊井
梅田「ぐあっ!」
熊井「俺はなんで清水があそこまでダンスに命懸けてるかは知らねえ」
梅田、立ち上がり蹴りを入れるがかわされる
熊井「そしてお前が何のためにうちに因縁付けてきてるのかも知らねえ」
梅田「うるせぇ!オラッ!」
パシッ!
梅田のパンチを受け止める熊井
熊井「だが清水の夢の邪魔する奴は俺が許さねえ!」
受け止めた拳を握りつぶそうとする熊井
梅田「ぐぁっ!」
熊井「ダンス部に二度と手ぇ出すんじゃねぇ!」
梅田、熊井の脇役蹴りを入れる
熊井「ぐっ!」
熊井の手がゆるんだスキに間合いを取る梅田
梅田「…貴様っ!」

矢島「やめてくれ!」

梅田と熊井の中に入ってくる矢島
梅田「矢島…」
熊井「おまえ…」


清水×清水(シミズのジジョウ)106


矢島「梅田…すまない。中島くんの作戦を熊井君たちに話したのは僕だ」
梅田「なんでそんなことした…」
矢島「僕は…有原君をやったのがベリ高だと思えないんだ…」
梅田「いつまでそんなこと言ってんだ…ベリ高に決まってる!」
矢島「証拠が無いじゃないか!」
熊井「有原?誰だそれ?」

夏焼「キュー学の生徒だよ」
清水を支えながら熊井の元にいく夏焼
熊井「で?その有原ってのがどうしたんだ」
清水「先日、何者かに暴行を加えられて意識不明の重体なんだ…」
梅田「おめえんとこがやったんだろ!!」
熊井の胸ぐらに飛びつく
矢島「やめろ!梅田!」
熊井「…実際のところどうなんだよ?」
清水「僕にも分からない…ただ、ベリ高がやったという噂だけが一人歩きしてる状況で…」


清水×清水(シミズのジジョウ)107


○鬼座高校体育館
木の上でくつろぐ萩原をにらみつける須藤
須藤「…やる気か?」
萩原「今日は疲れたからやる気ないでしゅよ。ただ…」
須藤「ただ?」
萩原「耳寄りな情報を持ってきたんでしゅ」
須藤「情報?」
萩原「俺の親戚に久住っていうのがいるんでしゅが…」
須藤「そいつがどうした」
萩原「もうすぐ帰ってくるらしいでしゅ…それだけ伝えときましゅ」
須藤「おい!どういうことだ!?」

飛び上がった瞬間に夜の闇に消える萩原

須藤「まったく…手品師のような奴だ…」


清水×清水(シミズのジジョウ)108

○喫茶Berry Fields

菅谷のケガの手当をしている鈴木
菅谷「い゛っ!」
鈴木「ごめんなさい!しみました?」
菅谷「いやいやぜんぜん大丈夫w」

別のところでは大江に手当をしてもらっている清水
大江「これでよし!と」
清水「ありがとうございます」
大江「骨に異常はないから安静にしてれば大会までには動けると思うわ!」
清水「よかったぁ…」
徳永「マリマリぃ♪次は俺の手当して♪」
大江「見た感じどこも悪くないと思うんだけど…」
須藤「強いて言えば頭だな」
夏焼「足を引っかけただけじゃないか」
徳永「じゃあ俺暴力振らなかったからいい子いい子してよ」
大江「はいはい」
うんざりしながらまんざらでもない表情で徳永の隣に座る大江
熊井「嗣永は大丈夫なのか?その頭…」
嗣永「うん!ぜんぜん平気!」


清水×清水(シミズのジジョウ)109


佐紀が静かに立ち上がる
佐紀「あの…みなさんにご迷惑をかけて…ホントにすいませんでした…」
大江「どうしてそんなことしたの?」

清水「多分僕の予想だけど…これじゃないか?」
机の上に1枚のチラシを置く清水

嗣永「ピアノの発表会…佐紀ちゃんが出るやつだよね」
須藤「今度の日曜日…ってたしか!」
清水「僕のダンス大会の当日だよ」
佐紀「…お兄ちゃん、高校入ってからダンスダンスで
   私とちっとも遊んでくれなくなって寂しくて…
   そんな時にピアノの発表会とダンス大会が同じにあること知って…
   ダンスなんか辞めればいいのに!って思ってたら」
夏焼「ヌケサク君から声をかけられたと…」
佐紀「はい…協力してくれたらピアノの発表会にお兄ちゃんに連れて行けるよと言われて」
鈴木「中島くんって、交渉力だけは抜群にうまいんですよね…」
須藤「交渉力『だけは』か…」


清水×清水(シミズのジジョウ)110


佐紀「まさかダンス部の人をあそこまでするなんて思ってなかったので
   従うままに学ランを着て路地裏に案内したんです。
   もう嫌になったので止めてもらおうと思ったんですが…」

~~~~~~~~~
中島「やめる?キュフフ♪そんなことができると思ってるナリか?
   やめるならあのリンチに参加していたことを学校に言うからね」
岡井「発表会に出れなくなって…停学になるかもね?お兄さんやパパママが悲しむよぉ…」
佐紀「そんな…」
中島「分かったら部室に潜り込んで衣装をザックザクに切ってくるナリ!」
~~~~~~~~~

菅谷「中島と岡井のヤロー…ホントに最低だな!」
佐紀「悪いことだって分かってたんですが…」
清水「僕だって信じたくなかったよ…」


清水×清水(シミズのジジョウ)111

佐紀「…お兄ちゃんはいつ私がやったって思ったの?」
清水「最初に怪しいと思ったのは徳永くんのことで電話したときかな?」

~~(48話より)~~
佐紀《もしもし?》
清水「佐紀?ごめん急に…あのさ、徳永くんがどうしても
   佐紀に謝りたいって言うから会ってもらえないかな?」
佐紀《イヤッ!》
清水「なんでだよ…」
佐紀《イヤなものはイヤッ!ゴボウさんに彼女と一緒に謝りにきても許さない
   って伝えといて!じゃあねっ!》
~~~~~~~~~

清水「僕は大江さんのことを一言も言ってないのに佐紀は『彼女と一緒に』と言ってた。
   もしかしたらどこかで聞いてたのかな?って」
嗣永「清水くんすごーい!」


清水×清水(シミズのジジョウ)112


佐紀「うん、お兄ちゃんとゴボウさんが会話してるとき近くにいた」
徳永「ゴボウさんってやめてよ」
~~~(47話より)~~~
ダンス部の衣装を切り刻みきった佐紀
佐紀(お兄ちゃん…ごめんなさい…)
そのまま鍵をせずに部室を出る佐紀
徳永「あっ清水だ。じゃあ佐紀ちゃんと会う機会を作ってもらうようにお願いしてくる!」
佐紀が廊下の角を曲がると少し先にある保健室の扉が開く
佐紀(ん?)
そこから清水が伸びをしながら現れる

佐紀(お兄ちゃんだ!隠れなきゃ!)
咄嗟に横にあったトイレ入り口に隠れる佐紀
徳永「あれ?あーいたいた!おーい!清水ー!」
佐紀(ゴボウさんだ…)
徳永「あのさ…佐紀ちゃんにあのことをしっかり謝りたいから
   そういう機会を組んでくれないか?マリマリも一緒に謝ってくれるって」
佐紀(マリマリ…センス悪っ)
~~~~~~~~~
佐紀「…と言うわけだったんです」
徳永「だからゴボウさんやめてよ」


清水×清水(シミズのジジョウ)113


佐紀「みなさん……いろいろご迷惑をかけました!本当にゴメンナサイ!」
立ち上がって深々と頭を下げる佐紀
徳永「ねぇってば」
大江「徳永くん空気読んで」
徳永「えぇ…」
大江「まぁ…本人もこうして反省してるわけだし…」
熊井「いや。納得いかねーな」
いきなり口を開いた熊井に周りの視線が集中する
熊井「おまえのわがままで嗣永だってああやってケガしたんだぞ」
徳永「おいおい本人も反省してるんだから」
佐紀「・・・」
熊井「とにかく、清水の夢の邪魔する奴は誰であっても許さねえ。
   女殴るのは趣味じゃねぇが…1発だけビンタさせろ。目ぇつぶれ!」
須藤「熊井っ!」
佐紀「いいんです…分かりました」
力いっぱい目をつぶり構える佐紀

バチーン!

自分がされないまま他のところでビンタの音がしたので目を開けた佐紀
佐紀「えっ…」

清水が頬を押さえて倒れている
清水「い・・・痛い・・・」
佐紀「お兄ちゃん?」
熊井「わりぃ…顔そっくりだから間違えた。帰るわ」
そのまま店を出て行く熊井
夏焼「フッw彼らしい制裁だね」

清水×清水(シミズのジジョウ)114


○帰り道
清水をビンタした手を見ながらとぼとぼ歩く熊井
熊井「生きてるかなあいつ・・・」
公園の前に差し掛かると男が一人汗だくでシャドーボクシングをしていた

熊井「ん?矢島か?」
矢島「お…おお!熊井くん!いやぁ偶然だなぁ…えへへ」
熊井「待ち伏せしてたんだろ?」
矢島「はは・・・なんのことだい?」
熊井「汗が尋常じゃねえぞ」

矢島「そうだ…さっきは梅田があんなことしてすまなかった」
熊井「別にいい・・・悪く見られるのは慣れてる」
矢島「あと…ひとつ話しておきたいことがあるんだ…」


清水×清水(シミズのジジョウ)115

○喫茶Berry Fields

嗣永「清水くんバイト頑張ってねー」
それぞれ帰っていく
頬に冷えピタを貼って流しで洗い物をしている清水
清水「また明日ねー」

店を出る手前で振り返る須藤
須藤「あっ…そうだ清水」
清水「なに?」
須藤「鬼座で萩原にあってな」
清水「どうしたの?」
須藤「『親戚の久住が帰ってくる』って言ってたんだが」

清水の洗い物していた手が止まる

須藤「お前なら久住ってのがだれか分かると思うんだが…どうした?」
清水「それ…ホントなの?」
須藤「・・・なにか知ってるのか?」


清水×清水(シミズのジジョウ)116

○公園

熊井「久住?」
矢島「ああ…萩原くんの親戚でね…そいつはいま…モー商にいるんだ」
熊井「モー商?」
矢島「それを聞いて分かったんだ。有原君をやったのはモー商だって」
熊井「何でそれが分かる…」
矢島「知らないのか?」

○喫茶Berry Fields

須藤「不良狩り?」
清水「うん、不良と呼ばれる者たちに喧嘩を売っては始末していくらしい」
須藤「そんなことがあるのか?」
清水「当人たちは世直しの一環としてやってるんだけど…
   彼らに力がありすぎるから死人も出たりするんだ」
須藤「それが…始まるって事なのか?」
清水「詳しいことは僕も分からない…都市伝説レベルだからね」

夏焼「へぇー・・・面白そうだね」
帰ったフリをして残っていた夏焼
須藤「夏焼っ!?」
夏焼「伝説の最凶軍団、モー商との全面戦争と言うことだ。清水くん…分かってるね?」
清水「分かってるよ。調べとく」


清水×清水(シミズのジジョウ)117

○公園

熊井「ふーん・・・どうでもいいな」
矢島「そんな・・・おそらく君だって狙われるんだよ!」
熊井「俺は売られた喧嘩を買うだけだ…そして負けねぇ…」

公園の前を通りかかる嗣永
嗣永「あれ熊井くんだ…ん?誰かと一緒にいる…」

熊井の手を握る矢島
矢島「…すごいよ熊井くん!キミなら・・・モー商の野望を打ち砕ける!一緒に戦おう!」
熊井「はぁ!?めんどくせーよ…」

矢島と熊井が手を握っているところを目撃した嗣永
嗣永「だれだろ…熊井くんの手握ってる…」

矢島「やっぱり僕の目に狂いは無い!」
熊井「なんなんだよお前は…」
矢島「僕は梅田に言った友達想いのあの言葉・・・アレに惚れたんだ!」
熊井「惚れたってお前…まさか」
矢島「いやいやwwwそんなんじゃないよ…えへへ」
熊井(めんどくせぇ奴と知り合いになっちまったな…)

こっそり木の陰に隠れ様子を見ている嗣永
嗣永(あの人…熊井くんのこと…)
頭の中でへんな妄想をしたのか頭をブンブンと振って走って帰っていく嗣永


清水×清水(シミズのジジョウ)118

~数日後の放課後~

○教室
手帳を見ている夏焼

徳永「また今日もデート?」
夏焼「キミに言われたくないよ」
徳永「まぁ俺もそうなんだけど♪」
電話している菅谷
菅谷「じゃあ病院行ったあとにすぐ行くから…(ポリポリ)またあとでね」
電話を切った菅谷にからみつく徳永
徳永「お前もだなぁ!インキン診てもらってから会うとかヤる気満々だろ!」
菅谷「そんなんじゃないよ!もう!」
須藤「じゃあ…デートがないのは…俺と清水ぐらいか?」
清水「実は…僕もデートなんだぁ」
徳永「はぁっ!!?」
清水「もう校門で待ってるみたいだから!じゃーねー♪」
校門を見ていた熊井。一人の女の子を見つける
熊井「…なるほどな」
熊井の横で校門を見る夏焼
夏焼「シスコンか…童貞とか熟女好きとか…僕の周りには変な性癖の子が多いな…」
須藤「・・・」
徳永「キミに言われたくないよ…どふっ!」
夏焼を真似をして夏焼に蹴りを入れられる徳永


清水×清水(シミズのジジョウ)119


嗣永「…みんなデートかぁ…熊井くんは?」
熊井「…どういうことだ?」
嗣永「…ううん!なんでもない!」
徳永「…お前なんか最近おかしくねーか?」
嗣永「なんでもないってば!」
熊井「・・・」

○校門

校舎を見上げている佐紀
清水「おまたせー!…どうした?」
佐紀「あれ…すごいね」
清水「ん?まぁね♪」

佐紀の指さした先には
『祝・ダンス部全国大会出場!』
とかかれた大きな垂れ幕があった

佐紀「…行こっか!」
清水「うん!何の映画観るの?」
並んで帰って行く兄妹の後ろ姿を教室の窓から6人がのぞいていた

徳永「後姿もホントそっくりだな」

おしまい