埋めネタ企画:裏話 2

【裏話そのX】【初音ミク】


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【初音ミク】
初音の国の精霊。原作DQMでいう「わたぼう」にあたるキャラクター。
「やっぱあのポジションのキャラは必要だよなあ」と思った際、
国名とあわせて、他のボーカロイドシリーズが、他の国の精霊として使える、
と言う事でミクさんに白羽の矢がたった。
たまたま目の前にAAがあったからという理由で王様になったヴィクトリカとは偉い違い。

スレが進むに伴い色々設定がついて、気がついたらヒロイン候補ではなくなっていた。
他の精霊たちの中では(頑張って大分類に分けようと思ったら)良識的な方に入る。

「○○の国の精霊」はスレ中屈指のチート特性で、割と何でもできる。
これ一個で初音ミクは何をしてても問題ではない立ち位置になってしまった。
その一方で「精霊数体係でも抑え切れない魔王とかがいる」みたいな話も出たが、
ぶっちゃけすごい後悔している。大魔王バーンクラスで精霊1体ぐらいの戦力比率が丁度良かったはずなのに。

キャラ的な話をすると、多分一番ぶれてないようで、ぶれている。
最初は背景設定がなかったのでお気楽に強いだけのキャラだったが、
設定が増えていくに連れて「そういうものを背負ってる上でこういうキャラ」になってしまい、
「可愛いヒロイン」になれなくなってしまった、立ち位置的にも。
というか、最初から基本設定に組み込まれていつつ、スレの発展に伴い色々改変されていったせいで、
精霊周りの設定は、冷静に見直すと描写や展開の矛盾がすごく多い。気にするな。

しかし間違いなくこのスレを代表するAAの1つなので、ミクさんの活躍の今後に期待してください。
座右の銘は「駄目精霊」、だが、他の精霊は駄目じゃないかと言われると………………。

それぞれの国家間のマスターなどを考慮しない、純粋な精霊の力の差ではトップクラス。
(些細な差ではあるが)本家ボカロ>UTAU勢の戦力バランスになっている。
鏡音リン・レンは双子で、二人あわせて他の精霊一体に相当。
王のアンゼロットが神様なので、その分のバランスを分割して保っている。
ただ、「鏡音の国の精霊」を使える二人がそれぞれ身勝手に行動できることを考えると、
国家間の戦力バランスはともかく、普通のマスターから見ると脅威が2倍になっただけである。

【クトゥルフ指揮官血統】

【裏話 1/3】

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【クトゥルフ指揮官血統】
存在自体が想定外、というか、∈(・ω・)∋の想定外はなまこの鍵から始まっている。やっぱ出てこい。
コヤツらの存在がMMという作中で「クトゥルフ」という一派の存在価値を引き上げまくり、ひいては
それを専門にするライバル(ていうか創造主)まで登場してしまった、何それ怖い。

元々をたどればタダの丸い烏賊モドキとヤムチャ子なのに…………。

あんまり血統に関係する話じゃないが、ミーナの時点で「指揮官の才能」やら「指揮官命令」は
1モンスターの特技程度で、ここまで重要なファクターになる予定は殆ど無かった。
その周辺のスレで「前から企んでた」とかいってたら、多分それは見栄を貼っているだけです。

そしてラオシャンロン戦で「それができても違和感がない」「こいつなら問題ない」という理由で
指揮官能力に目覚めてしまったのがアマテラス、こうして彼女の微妙な立場は始まった。

というのも、作品の過程で「配合せずにマスターの側に居たいモンスター」の問題は(無視してもいいけど)、
取り扱ったほうが面白いよね、という理由で、やること自体は決定していた。
その立ち位置に、「マスターの視点で物を見れるモンスター」になったアマテラスが座ることになっちゃった。

【裏話 2/3】

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何が問題だったかというと、その頃から原作ニャル子さんを∈(・ω・)∋が読み始めて、いたく気に入ってしまったのである。

ある程度自制してなければ(読者の「∈(・ω・)∋の好きにすればいいじゃん」という
レスに対し、「やっぱり1匹のモンスターを特別扱いはどうよ」というレスがなければ)、
アマテラスはヒロイン枠として、あるいは牧場の賑やかしとして、今でも残っていたかもしれない。

実際、そうなった場合を考えてみると、最もやらない夫に近く、誰よりもやらない夫を理解できる、最良のパートナーになるだろう。
いいなあそれ、そんなアマテラス可愛いな、よし、いくか! と思って冷静に考える。
.………………そうすると他のヒロイン、絶対勝てないじゃん。

ヒロイン枠じゃなくても、彼女らにとって立ちはだかる最強の壁として存在することになってしまう為、そのプランはおじゃんになった。

【裏話 3/3】

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           ∠_ンY7=r'─--- 、:;;__________!__ヽ//-‐ァ
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            ,.:'" ヘ.,_!!______::::::::::::[]:::l]::::::/::::::::/、
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         !   !  レ'r‐'ァ‐-=、 !:.:/  !/_,」_/_ !   i.   |
          ',  ,.! ハ ヽ ! Jリ  レ'  7´ i´ Jア'ァ  ,' i   !
           V`'レ'|:.:.:!  `ー '       '、_,ン イi  ,ハ |   !
             ! .|:.:.!'"'"     ,      ,.,.,. ハくタく!   |
             | .|:.:人      ___       /:| |  !   |
.              .! .|:.:.:.| `: 、   ` 二フ u ,ィi:.:.:| !  :   !
          ,'  |:.:.:.|  | .>.、,    ,. イ  |:.:.:.! i  i   |
          /  ハ.:.:.!  ! /r'|、_`ニ_´  ,ィ|ヽ.|:.:.;'  |  !   ',
         ,.'‐'" ̄';.:.!イ"く /__     __/|:::::::レ'_____!_ !    ',
        /     レ' /、!::::::ヽ、   ン:::!7"´i /   `ヽ、,  i
       ,:'      、/:::;ヘ:::::::::::i-イ::::::::::|]::::::!}        ヽ. |
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隠さずにいうと、MMというスレをやっていて、最も気に入っているキャラクター、堂々のナンバー1だったりする。
相手になるミュウがマスコット系のキャラだったのも、イケメンキャラをぽっとだして、それにころっと恋するアマテラスなんぞ
書きたくねえ! と思ったに他ならない。
結果としては良い選択だったと思ってる、というか、まともに言葉で意思疎通を交わせるキャラだと、
どうしてもああいう流れにもっていけないので、ミュウじゃなければあの形で収めるのは無理だったかもしれない。

話を血統に戻すと、そういった「マスターの発展を望みたいけど自分もそばにいたい」という矛盾を抱えたアマテラスの子供候補として、
当時ジャンプで過負荷前回だった球磨川さんに白羽の矢があたったのは(∈(・ω・)∋の中では)必然だった。
ステータス的に一軍を貼ることは絶対無理だが、自分の親がしたかったのは紛れも無くそれである。
それがくしくもアマテラスと同じく、「自分に力が足りなくて一軍に嫉妬する仲間」という避けては通れない問題に、
がっちりはまった形で食い込んだ結果が現状のヒーローである、誰だよヒーローとかつけた奴。
「球磨川味方になるとめっちゃ微温い」とか言ってた割に、実際は結構色々やってたり企んでたり。
ただ、原作の一番熱いシーンはそこそこ上手く取り込んで再現できたんじゃないかとは思ってる。

しかし、この血統周りで一番のファインプレーは、饅頭200を安価で召喚した読者と、それをミナプンテで博麗霊夢に変えた奇跡だろう。
奴が居なかったら、ヒーローを全肯定しつつ受け止めて、行ってこいといえる仲間は居なかった。
…………霊夢ってあんなキャラだっけ? やる気ない顔でせんべいかじってるAAを作った人が実は一番ヒーローを助けたのかもしれない。
偶然の積み重ねに左右されまくった感じはするが、それゆえに安価スレってすげー、と思わせてくれた血統でもある。

【裏話 ヒロイン編1】【ヴィクトリカ・ド・ブロワ】


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  Ⅵ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|   ||  l|   | |    |ヾ、丶 |  ||∨ : : :∧.;:.::|  |
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   Ⅵ.::.:.:.:.:.:.:.:.:.|   ||  ||   ト、     |ハ \」   |斗∨: : : : : :ハ_.∧
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       \:.:.:.:八  | ハ ,.l|____  \八   <≦ィぅ笊抔l|∨: :/.;::.;: :;/ :::;\:::.
        \:.:.∧八  ヽ__r=ァ干ミ、 ┴─  ̄ V廴ツ 八 Ⅵ . :.::;〈   ::::;\
         \:∧,_\  ト、ヾ V廴ソ           ̄ ̄/ / Y . :/∧
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【ヴィクトリカ・ド・ブロワ】
初音の国の王様、AAリストを眺めていた時、たまたまクリックしやすい位置にGOSICKのAAがあったため、
彼女はこのスレのメインヒロインの一人になった。

1スレ目から、やらない夫をサポートし続けているが、原作的に言えば、
他人を導いたり補助したり、といったことは一切できない造形になっているので、
地味に原作崩壊によって出来上がったキャラの一人でもある。改変具合で言えばダントツ。

前述のとおり、適当な理由で決められたので(しいていうなら偉そうだから)、彼女が王様である理由は特にない。
「頭がいい」から最低限のキャラ立ては出来る、ぐらいの理由。

勢いで決めた問題があるとするならば(これは別にヴィクトリカに問題があるわけじゃないけど)、
他の国の王様が、なまじ原作再現で設定を取り込んだ結果、やたらめったら強いのである。

アンゼロットは「神様」というものが言及されてしまった「MM」の世界で、そのままストレートに女神だし、
慢心王は王の中の王だし、大魔王バーンは言わずもがな。他人の記憶改竄が出来るシャルルだって
相当やばい(ただ、シャルルに関してはルルーシュとナナリーのキャラ立てのために選ばれた、という理由で選ばれたのだが)。
なお、この4名、全員原作で不老不死か、それに準ずる能力を持っている。

そういう経緯で、キャラ付けするのに困らない麻呂と、同じく知略だけで他の化物勢と肩を並べるとがめさんが
他の国の王様として選ばれた。

一応、ヴィクトリカもメラガイアーとかぶっぱなしてはいるが、さすがに神様や魔王レベルの戦闘能力はない。
しかし、国と国が(少なくとも建前上は)対等の関係である以上、ヴィクトリカはどんな形であれ、
他の王と比肩できるぐらいの「強さ」を持ってなければならないのである。

そんな訳で、星降りの祭りで堂々最下位を記録してしまった初音の国は、起死回生の一手でやらない夫を召喚してしまった。
だから彼女がやらない夫に対して感情移入し、ヒロインの位置にいられるのは、
彼が頑張り、結果を残す事で、自分を助けてもらっているから、という事情が、少しある。

余談だが最初に「マスターになるか?」との問いに「NO」と答えた場合、ひたすら同じ質問が繰り返されることになっていた。
DQスレだしね。


【頭にナニカつけるのしんどくなった】【キョン子】


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      || |. '!:.:.:.:.:,, z三., ヽ!“¨た示代:.:.:.: |. }:./:.:.:.:.:.:八
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          V:.:.:.:.:.{>  ._‘¨¨_. イ  .|:.:./!リ.   ∨:.:.:.:.:.:.:.∧
        ヽ:.:.:.ヘ    .二]     /:.//´\.   ∨:.:.:.:.:.:. ∧
          \:.ヘ , < rイ  _/:./    \  ∨:.:.:.:.:.:.}、|
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          | |!    「 ̄ ̄/       / ハ }.}:.:.:.:.: | |!
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【キョン子】
初音の国のマスター。「なんか適当に出したいキャラ」で募集して採用されたヒロイン枠。
最初はヒロイン枠ではなかったし、使い捨てだった。
仮に出番があるとしても、カイジを絡めて、ちょこちょこ顔を出す程度の間柄になるはずでした。

当初、読者からの受けはひじょおおおおおおに悪かった(態度が最悪だったため)ので、
∈(・ω・)∋的にもキョン子を使い捨てることにためらいもなかった。

が、やらない夫が負けて落ち込む彼女に「ねえ、どんな気持ち!」をかました瞬間に、キョン子はヒロインになったのだ。
いねえよそんな奴。

なまじアレでキャラが立ってしまった為、気がついたら魔王を所持し、使役する若手エースの一角にまでなってしまった。
「やらない夫に成長させられた」モンスターマスターの、恐らく最前線に居る娘である(対極は長門)。

造形的な問題は特にない。キャラを立てるために、「親がSランクマスター故のコンプレックス」みたいな問題は、
用意はしてたけど、ほとんどそんなイベントが起こること無く終わっちゃったし(多分ディオの所為)。
実はそのあたりをネチネチ攻めてくるすごい嫌な奴のポジションが、モンモランシーだったのだが、
やたらいい娘になってしまったので、その辺はもう綺麗サッパリすっ飛ばされた。
ただ、同期の中で一番やらない夫に近い位置にいるので(距離的にも心理的にも)、
「成長がよく見える」という点で、いいキャラ。

固有特性は現時点で「ブリュンビルデの槍」と「ロスヴァイセ再演」。
「キョン子」自体が二次創作のキャラであるため、割と好き勝手に厨二病を突っ走ってしまった。

ヒロイン達は各々「やらない夫が好きになる理由」があるわけだが、キョン子の場合は「今の自分を与えてくれた相手」だから。

地味に妹の交友関係が広すぎる、妹ちゃんもそのうちマスターになるんじゃなかろうか…………。

【アナザーブラッド】


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 ヾミ/´ハ \ 从ミ=-ゞゞ≠'   jノ  .、  }イ} ハ、
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【アナザーブラッド】
重音の国のマスター、エロ枠。
安価で登場が決定したライバルで、極自然に、当然の流れで、ぼっち化した。
原作にあまり詳しくないので、色々と崩壊させられた娘でもある。ドラゴン使いとかじゃないし。

ラオシャンロン退治を初音の国でやることになったり…………
「何でアナザーブラッドはぼっちなの?」という疑問に対して、わざわざやらなくてもいい答えをつけようとした結果、
なんだか大変なことになってしまった。

自身が「魔導書」であり、自覚すると大惨事になる面倒なヒロイン。
特に伏線とかも貼っておらず、唐突に行方不明になり、アナザーブラッドを支持する派閥は
不必要な大打撃を受けた。

ある意味でアマテラスが行き着くとこんな感じになってたのかも…………しれない。

造形的には、なんだろう、助け合える友人…………? の割に、
「こういう状態になった時、君、どうするの?」っていう、主人公に問いかけられなければならない問題を、
やらない夫に色々突きつけてる娘。

というか、物語の進行の都合上やっておかなきゃいけないことを、割と一任してやってくれている、律儀な人(割も食らってる)。

母親のアル・アジフはセガールの真の姿候補の一体だったので、もしアル・アジフになっていたら、
アナザーブラッドは登場していなかっただろう(したとしても、そのままアルの娘、モンスターとして程度)。

初対面から性的なアプローチをかけまくっていたが、最近は本気になった。
そして本気になると割とお淑やかに、誠実な方向で攻めてくる。

余談だけど、アナザーブラッドがモンスターとして仲間になってたら、多分その子供は赤セイバーになってたと思う。

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最終更新:2011年12月17日 20:50