吉元菜々子

在学期間
修士(2010-2013), 博士(2013-2020)

連絡先ae1.r1rb@gmail.com

関心テーマ

社会組織,親族,先住民運動

関心地域

ネパール(カスキ郡、ポカラ),日本(伊豆大島,佐渡,池袋)

現地調査

  • 2008年4月~12月 ネパール(カトマンドゥ)
  • 2009年2月~3月 ネパール(カトマンドゥ)
  • 2011年3月 ネパール(カトマンドゥ)
  • 2013年9月 ネパール(カトマンドゥ)
  • 2014年4月~2015年2月 ネパール(カトマンドゥ、ポカラ、カスキ郡)
  • 2015年3月~2015年12月 ネパール(カトマンドゥ、ポカラ、カスキ郡)
  • 2016年1月~4月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)
  • 2016年5月~7月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)
  • 2016年9月~12月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)
  • 2017年1月~3月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)
  • 2017年9月~10月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)
  • 2018年11月~12月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)
  • 2019年2月~3月 ネパール(ポカラ、カスキ郡)

研究業績

論文

【査読あり】
  • 2017「生家にとどまる既婚女性——ネパール、グルン社会における一時的な訪問婚に関する予備的考察」『社会人類学年報』43号、pp.125-144、弘文堂
  • 2017「祖先のルーツをたどる旅——ネパール、グルンの民族的故地への巡礼に関する社会人類学的研究」『旅の文化研究所研究報告』No.27、pp.57-71、旅の文化研究所
  • 2014「コラプションの人類学——若干の覚え書き」『人文学報』第483号(社会人類学分野第7号)、pp.43-49、首都大学東京人文科学研究科(石田慎一郎との共著)

【査読なし】
  • 2018「中央ネパールにおける都鄙コミュニティの形成に関する社会人類学的研究——地方都市ポカラとグルン村落を事例に」『調査研究報告 豊かな高齢社会の探求 Vol.26』(CD-R)、pp.1-17、公益財団法人ユニベール財団
  • 2017「ネパール、グルン社会における若者組ロディと喫煙文化に関する社会人類学的研究」『平成28年度 公益財団法人 たばこ総合研究センター 助成研究報告』、pp.89-103、公益財団法人 たばこ総合研究センター(TASC)
  • 2013a「ジャートから先住民へ——ネパール、グルンの階層性をめぐる遡及的考察」(首都大学東京大学院人文科学研究科修士論文)
  • 2013b「仮構としてのチャイナタウン——池袋北西エリアをめぐる表象の諸相」『多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成——新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究』首都大学東京(川瀬由高との共著)
  • 2010「多元的医療と治療行動の〈揺らぎ〉——あるネパール人女性の事例から」(首都大学東京卒業論文)
  • 2008a「伊豆大島・波浮地区の食文化——伝統食の衰退と新しい食文化の創造」『波浮の民俗―伊豆大島波浮地区調査実習報告書』首都大学東京

翻訳

  • 2013c「ホピの『オバ』の謎」(永田脩一著)『社会人類学年報』Vol.39(伊藤敦規、斎藤みほとの共訳)

学会・口頭発表

【査読あり】
  • 2019年6月1日「誰かが私の『話をする』——ネパール、グルン村落におけるゴシップと「反-排除」の倫理」日本文化人類学会第53回研究大会(於:東北大学)
  • 2018年6月3日「廃墟から遺跡、あるいは聖地へ——ネパール、グルンの民族的故地への旅に関する一考察」日本文化人類学会第52回研究大会(於:弘前大学)
  • 2017年12月26日「村がつくる都市、都市がつくる村——中央ネパールの地方都市ポカラとグルン村落の関係性に関する一考察」東アジア人類学研究会第四回研究大会(於:大学セミナーハウス)
  • 2017年5月27日「暫定的婚姻形態としての妻訪と別居——ネパール、グルン社会の婚姻における構造とあそび」日本文化人類学会第51回研究大会(於:神戸大学)

【査読なし】
  • 2023年3月26日「ネパール、グルン社会における社会関係と「共にいること」をめぐる民族誌的研究」日本文化人類学会関東地区研究懇談会(於:東京都立大学)
  • 2021年2月7日「祖先の地と憑依——ネパール、グルンの宗教実践と「コラ」への旅に関する予備的考察」ヒマーラヤ地域若手共同研究会「近代化する伝承世界:ヒマーラヤの精霊・人・もの」(於:Zoom)
  • 11 Oct. 2020 "Temporary Visiting Marriage Practices among Gurungs (Tamu-mai) in the eye of a Japanese Researcher." The Session "The Gurungs in the eye of foreign scholars" International Tamu Conference.
  • 2019年6月27日「伊豆大島からネパールへ——偶然の連なりとしてのフィールドワーク」首都大学東京社会人類学教育基金設立記念シンポジウム(於:首都大学東京)
  • 2018年1月20日「現代ネパールにおけるグルンの村落コミュニティ——村落-都市関係を中心に」第3回ネパール・ヒマーラヤ研究会「ヒマーラヤ地域研究の最前線/Frontiers of Himalayan Area Studies」(共催:科研費「ポスト紛争期における社会の再編−南アジアの事例から」、南アジア・インド洋世界研究会、KINDAS、Nepal Academic Network)(於:京都大学)
  • 2017年8月9日「ネパール、グルン社会における若者組ロディと喫煙文化に関する社会人類学的研究」平成28年度分 公益財団法人たばこ総合研究センター 助成研究報告会(於:東海大学校友会館)
  • 2017年7月16日「ネパール、グルン社会における想像的/日常的共同性に関する一考察」仙人の会7月例会(於:法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟(旧92年館))
  • 2017年4月9日「祖先のルーツをたどる旅——ネパール、グルンの民族的故地への巡礼に関する社会人類学的研究」第23回旅の文化研究フォーラム(於:シェラトン都ホテル東京)
  • 2015年12月26日「コメント 王新艶『出稼ぎによる東北農村家族形態の変容について』」東アジア人類学研究会第二回研究大会(於:南山大学)
  • 2014年1月23日「クラン集合をめぐるイディオム——ネパール、グルン社会における社会的差異に関する一考察」日本南アジア学会第54回月例懇話会(於:東京外国語大学本郷サテライト)
  • 2013年3月21日「ジャートから先住民へ——ネパール、グルンの階層性をめぐる遡及的考察」日本文化人類学会関東地区研究懇談会(於:首都大学東京)
  • 2012年6月28日 「伊豆諸島・八丈島におけるフィリピン女性の適応と多文化状況の形成」(斉藤みほ・川瀬由高・吉元菜々子の共同発表)「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成——新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究」中間報告会(於:首都大学東京)
  • 2012年6月28日 「仮構としての『池袋チャイナタウン』とその現状」(川瀬由高・吉元菜々子の共同発表)「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成——新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究」中間報告会(於:首都大学東京)
  • 2011年12月10日「ネパールにおけるシャーマンとその役割の変化に関する一考察」電通育英会大学院奨学生冬期セミナー(於:電通関西支社ホール)
  • 2011年11月19日「ネパールのシャーマニズムにおける翻訳可能性に関する一試論」比較民俗学研究会・仙人の会合同シンポジウム(於:神奈川大学)
  • 2011年7月22日「ネパールにおける伝統的シャーマンとしてダミ・ジャンクリの形成」東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会、(於:首都大学東京)
  • 2011年5月12日「ネパール人帰還移民に関する調査報告」傾斜的研究「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成:新しい『国際移動センター』構築に向けた研究」海外出張報告会(於:首都大学東京)
  • 2010年4月30日「多元的医療と治療行動の〈揺らぎ〉——あるネパール人女性の事例から」東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会(於:首都大学東京)

エッセイ・その他

  • 2017「旅の談話室 雨と山の自動車道」『まほら』第91号、p.60、旅の文化研究所
  • 2008b「ネパールの教育熱」『(社)日本ネパール協会会報』No.206

教歴(非常勤講師)

  • 2022年10月~2023年3月 「社会人類学特殊講義」、東京都立大学
  • 2022年9月~11月 「Global Southとフィールドワーク(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ) a (3)」、津田塾大学
  • 2022年4月~現在 「多文化の社会理論」、立教大学(池袋キャンパス)
  • 2022年4月~現在 「ネパールの言語と文化2」、自由学園最高学部(大学部)
  • 2022年2月 「文化人類学基礎論」(集中講義)、茨城大学
  • 2021年4月~現在 「ネパールの言語と文化1」、自由学園最高学部(大学部)
  • 2021年4月~2022年3月 「ネパール語特講」、自由学園最高学部(大学部)
  • 2020年9月~2021年3月 「観光人類学5(グローバリゼーション)」、立教大学(新座キャンパス)
  • 2018年4月~2020年3月 「ネパール語1」、「ネパール語2」、自由学園最高学部(大学部)

講義(ゲストスピーカー)

  • 2019年11月14日「会話が噛みあうとき——ネパール、グルン村落におけるフィールドワークの経験」、立教大学異文化コミュニケーション学部「フィールドワーク」ゲストスピーカー、立教大学池袋キャンパス
  • 2019年6月19日「村からの出発——現地住み込み型フィールドワークの経験」、首都大学東京「社会人類学演習Ⅱ」ゲストスピーカー、首都大学東京南大沢キャンパス
  • 2018年11月8日「ネパールの宗教と社会——グルン社会における近年の宗教的状況を中心に」、慶応義塾大学「社会学Ⅱ:南アジアの宗教と社会」ゲストスピーカー、慶応義塾大学日吉キャンパス
  • 2018年1月10日「新たな旅の誕生——ネパール、グルン社会における起源の探求」、亜細亜大学『オリエンテーションゼミ』ゲストスピーカー、於:亜細亜大学
  • 2017年12月6日「『ポカラの米』と『村の米』——ネパール、グルンの村落—都市関係」、慶応義塾大学『文化人類学』ゲストスピーカー、於:慶応義塾大学日吉キャンパス
  • 2017年11月10日「ネパールにおける開発と『ビカス』」、立教大学『開発と文化』ゲストスピーカー、於:立教大学池袋キャンパス
  • 2017年11月10日「ネパール山村でのフィールドワーク」、立教大学『グローバル・スタディーズ研究調査法』ゲストスピーカー、於:立教大学池袋キャンパス
  • 2017年11月10日「ネパール山村でのフィールドワーク」、東京農業大学『文化人類学』ゲストスピーカー、於:東京農業大学
  • 2017年7月14日「聖地が作られるとき——ネパール・グルン社会における民族運動と巡礼」、東京経済大学『文化人類学a』ゲストスピーカー、於:東京経済大学
  • 2017年7月10日「聖地が作られるとき——ネパール・グルン社会における民族運動と巡礼」、東京経済大学『文化人類学a』ゲストスピーカー、於:東京経済大学

研究助成

  • 2022年4月~現在 日本学術振興会「特別研究員奨励費」、研究課題「ネパール、グルンの先住民運動と在来宗教の「再帰的翻訳」に関する民族誌的研究」
  • 2018年4月~2019年3月 公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団研究助成、研究課題「せめぎあいの場としての村落——ネパール、グルン社会における宗教的対立をめぐる人類学的研究」
  • 2016年11月~2017年10月 公益財団法人ユニベール財団研究助成、研究課題「中央ネパールにおける都鄙コミュニティの形成に関する社会人類学的研究——地方都市ポカラとグルン村落を事例に」
  • 2016年4月~2017年3月 公益財団法人たばこ総合研究センター研究助成、研究課題「ネパール、グルン社会における若者組ロディと喫煙文化に関する社会人類学的研究」
  • 2016年4月~2017年3月 旅の文化研究所「第23回公募研究プロジェクト」、研究課題「祖先のルーツをたどる旅——ネパール、グルンの民族的故地への巡礼に関する社会人類学的研究」
  • 2016年4月~2017年3月 公益財団法人日本科学協会「平成28年度笹川科学研究助成」、研究題目「先住民運動とメディア——ネパールにおけるグルン語歌謡・映画に関する人類学的研究」
  • 2016年4月~2017年3月 公益信託澁澤民族学振興基金「平成28年度大学院生等に対する研究活動助成」、研究題目「ネパール、グルン社会における妻訪婚と母方紐帯に関する社会人類学的研究」
  • 2014年5月 日本学生支援機構第一種奨学金、特に優れた業績による返還免除(全額免除)
  • 2014年4月~2016年3月 日本学術振興会「特別研究員奨励費」、研究課題「社会資本としての親族——ネパール、グルン社会の先住民運動に関する社会人類学的研究」
  • 2013年4月~2014年3月 首都大学東京大学院研究奨励奨学金
  • 2010年4月~2012年3月 電通育英会大学院奨学生
最終更新:2023年03月29日 16:37