20話

#20「怨嗟断絶のアポトーシス」


※あらすじの内容について問題がありそうな場合は掲示板での相談、または編集で調整して下さい。
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20話あらすじ


0.523307
2010/08/11-深夜
岡部がアパートから立ち去ろうとする時、萌郁はIBN5100が大ビル前のコインロッカーにあると呟く。

(OP)

2010/08/12-00:41
萌郁にIBN5100が駅の近くのコインロッカーにあると聞いた岡部は、コインロッカーを壊して入手しようとするが紅莉栖に止められる。
今まで同様にDメールを取り消さない限りはどうやってもIBN5100を入手できない可能性が高いという意見に従い、コインロッカーを見張ってIBN5100を回収しに来るFBと接触しようとする。

2010/08/12-朝
コインロッカーを見張る岡部の所へ、FBに会って本当のことを確かめたいという萌郁が合流する。

2010/08/12-夕方
岡部から萌郁と行動している事を電話で伝えられた紅莉栖は、まゆりが最近岡部とあまり話をしていない気がすると寂しがっているのを見るが、岡部がまゆりの命を救う為に奔走している事は伝えられない。
紅莉栖とまゆりが買い出しからラボに戻るとちょうど店を閉めた所のミスターブラウンと綯に会う。
ミスターブラウンは岡部は紅莉栖やまゆりみたいな仲間と好き勝手な事ができて幸せだなと言い、更に何かを言いかけるがそのまま帰宅する。

2010/08/12-夜
張り込みを続ける岡部が萌郁からケータイを借りFBからのメール履歴を読むと、メールの中で萌郁はM4というコードネームで呼ばれ、FBに親身にされ励まされていた。
岡部は孤独だった萌郁がFBを母親のように思い依存するようになった理由を感じる。


2010/08/13-13:25
コインロッカーからIBN5100を回収する男が現れて岡部と萌郁は尾行するが、尾行を巻くためかリレーのようにIBN5100が別のラウンダーに渡されながら運ばれていく。
途中で尾行に失敗した岡部はラボに戻り尾行失敗前までタイムリープをする。

2010/08/13-14:11
タイムリープしてきた岡部はIBN5100を交代で運搬する何人ものラウンダー達を撮影しながら尾行を続けると、ラウンダーは電車を乗り換えて結局秋葉原まで戻ってくるが、そこに車で現れたのはミスターブラウンだった。

2010/08/13-16:45
岡部はタイムリープして萌郁の運転する車で秋葉原へ行き、ミスターブラウンが現れるのを待ちぶせて車で尾行する。
ミスターブラウンがIBN5100を自宅へ運搬するのを見届け、萌郁と車の中で見張りを続ける。

2010/08/15-早朝
IBN5100はミスターブラウンの家に来た別の車に積み込まれ、成田空港からフランスへと送られていったがFBらしき女性は現れなかった。

2010/08/15-06:04
空港にいた岡部は紅莉栖にメールで呼び出され、まゆりに連絡ぐらいしろと注意される。



2010/08/15-朝
岡部が萌郁、紅莉栖とミスターブラウンの家を訪ねてFBについて知っているか問いただす。
するとブラウンは自らがFBだと明かし、綯の寝ている家から外へ出て話を続ける。

2010/08/15-9:30頃
萌郁がメールをしていたFBはブラウンで、女性のフリをしていたのは萌郁を騙して求める人物像に合わせて操っていただけ、萌郁にメールをしなくなったのもIBN5100を入手して用済みになったからだと言う。
岡部が橋田鈴はSERNの手先にする為にあなたを助けたのではないと言うと、ブラウンは子供の頃から生きる為に必死で手を汚す事でもやってきたが、気づいたら逃れる事ができなくなっていたのだと語り出す。
SERNの束縛からは逃れられず、裏切ったり任務を完了したら殺されてしまう。
そこから逃げ出そうとすれば綯という娘にまでSERNの手が及ぶ事になり、抜け出せない……

ブラウンは萌郁を拳銃で撃ち、綯を救う為に自らも頭を撃って自殺をする。
撃たれた萌郁は岡部に対してまゆりを殺した事を謝罪し、岡部が頷くのを見ながら息を引き取る。


立て続けに目の前で二人が突然死んだのを目の当たりにしてショックを受けている岡部に、紅莉栖がDメールを使えと促し、岡部はブラウンのケータイを使って萌郁宛にDメールを送信する。



IBN5100 捜索  中止して待機  絶対に動くな

0.571046
2010/08/15-10:00過ぎ
Dメールを送信した岡部がリーディングシュタイナーを発動し、気づくと萌郁の部屋内にいた。
目の前には生きている萌郁がいて、直接会話せずにメールを送ってくる。

IBN5100はしばらく必要なくなったの
萌郁

上司からストップがかかっちゃって
萌郁

岡部がFBに偽装したDメールにより、萌郁がIBN5100を捜索しなくなった為に
ミスターブラウンも萌郁も死なず、岡部にラウンダーだとバレているとも知らない世界線に変わっていた。
そしてこの世界線は、IBN5100は萌郁に神社から奪われる前に岡部が入手していた世界線で、
ラボにIBN5100が置いてある。しかしダルはコミマに行き不在だと聞いた岡部はタイムリープをする。

2010/08/13-15:27
タイムリープしてきた岡部は、紅莉栖とダルに今までの事情を説明し、
ダルにSERNのサーバにあるデータをIBN5100で削除する為に、IBN5100とラボのパソコンを接続させる。
まゆりを救うには今のα世界線から、最初のDメールを送信する以前のβ世界線に戻るしかない。

だが岡部は紅莉栖と話すうち、最初の世界線では紅莉栖が死んでいたという事に気が付く――


(END)4

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最終更新:2011年08月17日 12:56
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