夏木夢見子


【分類】
登場人物

【読み】
なつきゆみこ

【初出】
断章のグリムI 灰かぶり

【解説】
神狩屋ロッジで預かっている幼い少女。普段は一日中神狩屋の書庫で童話を読んで過ごしている。
誰の趣味なのか常日頃からビスクドールのような服装をしているため、人形のようだと錯覚する者も。
白ウサギのぬいぐるみが好きらしく、こちらも常日頃から肌身離さず抱えている。
保持する断章はグランギニョルの索引ひき

元々は神狩屋のある市の郊外の屋敷に住んでいたが、3年前に泡禍に遭遇した際に親類知人を残らず亡くした。
この時に心が壊れ、外界に殆ど反応を示すことがなくなったが、それでも現在はいくらか回復の兆しが見えている。
食事は出されればちゃんと自分で食べることが出来、
蒼衣と初対面の際、童話集を取ってもらった時には礼の言葉こそ無かったが、
しばらく蒼衣の前から離れようとしなかった辺りから、何らかの情動があったと思われる。

心が壊れても尚、恐怖という感覚だけは強く残っており、
グランギニョルの索引ひきの発動時はぬいぐるみをその形が変形するほどに強く抱きしめ、
その恐怖に耐えている様子が伺える。


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最終更新:2011年06月28日 21:54