kernel変更で常用Root

カーネルを焼きなおすことで常用rootが可能になります。



~はじめに~


Root、カーネル書き換えは保証対象外であり、自己責任です。
ここのまとめを読んでも最終的に実行するのは自分であり、
壊したとしても誰もサポートしてくれません。
不都合が起きた時文句を言うつもりのある人は
rootを取らなくても十分に高性能な端末へ機種変するという選択肢があることを思い出しましょう。





準備


SHBreak、ISTweak、端末エミュレータ、をインストールします。

1.現在のカーネルのバックアップを取る



SHBreakにて、Breakボタンを押す。もう一度起動してCopy AU
ISTweakにてSU有効。
端末エミュレータを起動。

以下のコマンドを順に実行(Enter押下)

su
cat /dev/mtd/mtd3ro > /data/local/recovery.img
cat /dev/mtd/mtd0ro > /data/local/boot.img

mtd0が通常のbootイメージ、mtd3がリカバリー用のイメージとなります。
このバックアップは各自で管理してください。


2.boot.imgの編集



data/localにコピーしたboot.imgをPCへ移動
バイナリエディタで開く。
autoexec.shをサービスとして実行させるための変更を行う。
autoexec.shの入れ方は各自検索して調べる。
一例を載せておきます。



変更したら別名(mtd02.binとする)で保存し、SH-12Cのdata/localへコピー


3.nandlock解除、カーネル焼き



SH-12Cにて作業。一時ルートが取れてない場合は再びSHBreakとISTweakでSU有効。

nandunlockshspampflash_image
autoexec.shと一連のファイル群をdata/localへ保存
nandunlockshspamp,flash_image,autoexec.shのパーミッションを755に変更
flash_imageは先頭2048バイトをチェックしないように改変したものを使用したほうがよいでしょう。
端末エミュレータにて以下のコマンドを実行

su
cd data/local
./nandunlockshspamp 0xc08a9648
y
./flash_image recovery ./mtd02.bin
reboot recovery

再起動後、通常のandroidが起動すれば成功です。


4.Root


まずSuperuser.apkをインストールしましょう。
Rootの切り替えはIS03rootswitcherが使えます。ボタンひとつでroot有効、無効切り替え可能。


できること

ほとんどのrootアプリが動きます

  • system tune
  • Barnacle wifi tether
  • root explorer

できないこと

/system以下の書き換え。
nand lockのほかにMIYABI LSMがあるため。
これを無効化したカーネルを用意する必要がある。





おまけ

Homeのoomを1にする。


カーネルをバイナリエディタで開いて次のように編集
変更後
.は 2E=コンマ と 0A=改行 があるので注意。

ホームアプリのoom(優先度)を1にすると
ほかのアプリを立ち上げているときに裏でホームがkillされることが減ります。
Androidにはメモリが足りなくなるとoomの数字が高い順にkillしていく仕組みがあるため。


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最終更新:2011年12月04日 15:56
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